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RDCとは?【物流用語】

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消費者ニーズの細分化に伴い、流通や物流に求められるスタイルにも変化がみられるようになりました。これに対応して、中間流通を担う卸業者は独自のデマンドチェーンを構築し、高付加価値の物流サービスを提供することで、物流の全体最適化を目指しています。

 

RDC(Regional Distribution Center)とは

RDC(Regional Distribution Center)とは、食品卸大手の菱食(現・三菱食品)が提唱し、現在も実践されている中間流通のビジネスモデルです。従来、メーカーを起点としていた食品流通を消費者起点に転換することを目指し、菱食は中間流通を担いながらサプライチェーン全体を再構築しました。「流通加工広域対象型」物流センターとして、小分け業務を中心とした流通加工を行っています。

また、RDCから供給される商品を集荷し、ケース商品と組み合わせて得意先に供給する物流センターはFDC(Front Distribution Center)、特定企業向けの物流センターはSDC (Specialized Distribution Center)と呼ばれます。

 

記事まとめ

RDC構想は、物流現場の自動化や機械化の進展により、中間流通のロールモデルとして機能してきました。しかし、高齢化社会の到来に伴い、食品物流はさらに細分化され、より柔軟で効率的な新たなステージが求められています。今後、これらの課題への対応は、物流業界の持続的な成長に不可欠であると言えるでしょう。

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