マルチテナント型倉庫のトラックバース運用効率化に「監視カメラ」を活用。 バースの空き状況を遠隔地からリアルタイムに可視化し、トラックの待機時間削減を実現!
バースのトラック接車状況が把握しにくく、バースの未使用状態が発生してロスタイムとなっていた。マルチテナント型倉庫でも設置が容易な「監視カメラ」を導入することで、バースの空き状況が遠隔地からリアルタイムに可視化できるようになった。トラックの待機時間削減に大きく寄与し、効率的なバース運用につながった。
導入前の課題
効率的なトラックバースの運用が難しく、トラックの待機時間が長くなっていた
- ショートメールを用いてドライバーに接車するバースの案内をしていたが、電波の不具合や受信時のタイムラグ、ドライバーが受信に気づかないといったケースがあり、バースへの接車に余計な時間がかかっていた。
- バースでの荷積みや荷下ろし完了後の報告が漏れることもあり、次のトラックの誘導に遅れが生じ、トラックの待機時間が長引くことがあった。
- 現場の作業員が空きバースを気にしながら業務を進めていたため、業務に支障をきたすことも少なくなかった。
- 当初は駐車センサーを検討していたが、導入には倉庫の貸主から許可を得る、指定業者を利用する等の手間や工数が多く発生するため断念した。
導入後の効果
トラックバースの状況を遠隔地からリアルタイムで可視化できるように!トラックの待機時間を削減!
- 遠隔地にあるオフィスからでもバースの満空状況が確認できるようになった。
- 現場作業員による作業完了報告の漏れが改善され、待機中のトラックを案内できるようになった。
- バースの状況が可視化され、バースを割り振るオペレーターの業務効率が高まった。
- 従業員がバースの空き状況を気にせず、自分の作業に集中できるようになった。
- マルチテナント型倉庫(貸倉庫)でも容易に設置でき、スピーディーに利用開始することができた。
導入構成
- 導入端末
- 利用方法
監視カメラ
倉庫内に設置することで、バースの映像をモニターに表示。事務所等の遠隔地からバースの空き状況をリアルタイムに可視化。
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