ノンアセット型とは【物流用語】
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ノンアセット型とは
ノンアセット型とは、輸送手段や倉庫等の資産を自社で保有せずに業務を遂行するサードパーティー・ロジスティクス(3PL)業者を指します。「ノリッジベース型」とも呼ばれ、外部の輸送業者や倉庫業者と連携し、荷主のニーズに応じた物流サービスを提供する3PLの業態です。
一方、アセット型業者は輸送手段や自社の物流拠点を保有し、輸送や保管、庫内作業、レイアウト設計、現場改善等を一括して請け負うのが特長です。日本では最も一般的な3PLの形態となります。
ノンアセット型業者は、物流に関するノウハウを提供し、実際の輸送や保管はトラックや倉庫等の他社資産を活用します。そのため、荷主の求めるサービスレベルに応じて最適な業者を選定できる点がメリットです。倉庫設備や輸配送、保管、荷役、包装、流通加工等、パートナー企業の得意分野を活用することで、高い物流品質を維持することができます。
ノンアセット型は、自社で車両や施設、従業員を抱える必要がないため、季節波動や取り扱う貨物の種類に応じて、フレキシブルに対応できます。また、サービス提供に対する初期投資が不要であり、柔軟な対応ができる点も大きなメリットです。
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