拠点間輸送カゴ車の受払管理、棚卸に活用
フローズン帯の”今の状態”の手軽に情報収集できるようになった。納品時に情報を自動取得し、トレースすることで行方不明のカゴ車を発見できた。
導入前の課題
- 物流拠点・店舗間でカゴ車の循環利用をルール化していたが、利便性・汎用性が高いため店舗側の利用が長期になり、返却遅延によるカゴ車不足で出荷一時停滞が繰り返されていた。
- パッシブRFIDタグの活用を検討していたが、金属による電波減衰で識別精度・処理にバーコードと同様の処理時間を要していた。
- 冷凍庫内の滞在時間が限られるため定期的にカゴ車の実数確認ができず、帳簿との差異に気づけないまま運用していた。
導入後の効果
アクティブRFIDタグによる自動検知で確認時間を短縮し、トレースの簡易化を実現
- 厳しい温度環境下でも自動で機材検知ができ、確認時間短縮を実現した。棚卸作業の省略化にもつながった。
- 拠点出荷後も車両・積載カゴ車を紐づけて管理し、出荷時情報と組み合わせることで、トレースが容易になった。
- 納品時情報(※)取得が可能になったことで、受信機材を設置できない得意先等においても納品までのカゴ車捕捉を実現できた。※カゴ車No.、時刻、緯度経度等
導入構成
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